【注目】認定中古住宅の購入とリフォーム資金をまとめて融資!「スムストック専用ローン」について 

中古住宅の購入とリフォーム資金をまとめて融資!「スムストック専用ローン」について

安心で優良な中古住宅の流通・活用のため、大手ハウスメーカー10社が協力して設立した「優良ストック住宅推進協議会」が認定する「スムストック」については、前回ご紹介しておりますが、今回はその「スムストック」専用のローンについてご紹介したいと思います。

(「スムストック」については、こちらをご覧ください。)

【要チェック】中古住宅を売る人も買う人も安心・納得できる「スムストック」とは?

「スムストック専用ローン」の概要

スムストックの購入だけでなく、自分好みにリフォームも考えたいという方のために、優良ストック住宅推進協議会が三井住友信託銀行と共同でスムストック専用ローンを開発しました。

スムストック専用ローンは、通常の住宅ローンに比べて、次のような特徴があります。

・会員会社が建設し、仲介する一戸建てが対象

・スムストック査定額を元に融資

・担保評価額の150パーセントまで借り入れ可能

・住宅購入資金と同じ金利でリフォーム資金も一体融資

・住宅購入時とリフォーム実施時の2回に分けて借り入れ可能

通常のリフォームローンは、住宅ローンとは別に借入する必要があり、住宅ローンより金利が高く、借入可能額も1000万円程度までであることが一般的です。

「フラット35」には、リフォーム費用と併せて借り入れできる「フラット35リノベ」がありますが、「フラット35リノベ」を利用するためには、フラット35の技術基準に加え、性能向上リフォームと中古住宅の維持保全に係る措置を行うことが必要となります。

(「フラット35リノベ」については、こちらもご覧ください。)

【要チェック】「フラット35リノベ」なら中古住宅購入とリフォームのセットで、最大12年間 金利0.5%引き下げ!

スムストック専用ローンは、構造躯体も住宅履歴もしっかりしていて安心なスムストック認定の住宅だからこそ、このような優遇ローンが利用可能となっているのですね。

まとめ

今までイメージが良くなかった中古住宅も、スムストック認定の中古住宅であれば安心できます。

そして、有利な条件で資金を借りられる仕組みが整えば、中古住宅の購入希望者も増えて、中古住宅の流通市場も活性化していくことと思われます。

中古住宅の流通市場が活性化すれば、空き家問題の改善も期待できます。

大手ハウスメーカー10社が「スムストック」の取り組みを始めてから10年が経過し、少しずつ認知度・成約数も上がってきているようですので、今後も注目していきたいと思います。

中古住宅に興味がある方は、「スムストック」のサイトをチェックしてみてくださいね。

【スムストック公式サイト】https://sumstock.jp/