【地価公示】平成31年の地価公示。移住先・お目当ての地域の地価は?
平成31年の地価(1月1日時点)が公示されましたね。
住宅地は2年連続で上昇、全用途平均と商業地は4年連続で上昇と、いずれも上昇基調。
地方圏においても、住宅地が平成4年以来27年ぶりに上昇に転じたようです。
各地の詳細情報は↓こちらでご確認ください。
http://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=0
東京から地方への移住を考えている方など、お目当ての地域の地価を調べる参考になると思います。
(地方への移住に関しては、↓こちらもご覧ください。)
変動率トップ3
住宅地
1位 倶知安-3(北海道) 前年比50.0%の上昇
2位 倶知安-1(北海道) 前年比32.4%の上昇
3位 那覇-19 沖縄県) 前年比30.0%の上昇
商業地
1位 倶知安5-1(北海道) 前年比58.8%の上昇
2位 大阪中央5-24(大阪府) 前年比44.4%の上昇
3位 大阪北5-16(大阪府) 前年比44.2%の上昇
住宅地も商業地も、北海道の倶知安(くっちゃん)がダントツの上昇率ですね。
最近ニュースでも話題になっているのでご存知の方も多いかと思いますが、倶知安は外国人にも人気のリゾート地です。
札幌の市街地から車で約2時間の場所に位置している倶知安町。
もともとは人口15000人程度の小さな町でしたが、バケーションでスキーリゾートに訪れたオーストラリア人が、羽毛のようなパウダースノーの雪質を気に入ったことがキッカケとなり、次第に富裕層の間で人気になったようです。
ホテルやコンドミニアムの建設ラッシュが続いているようで、まだまだ上昇は続きそうですね。
特徴的な動きをした地点
平成31年の地価公示で特徴的な動きをした地点は次のとおりです。
・大阪中央5-24 地価1,200,000円/㎡ 前年比44.4%の上昇
大阪市中央区の黒門市場内に置かれている地点。
難波や道頓堀に近接する場所で、外国人観光客の増加による店舗需要の高まりが要因のようです。
商業地として全国2位の上昇率でした。
・那覇-19 地価351,000円/㎡ 前年比30.0%の上昇
沖縄県那覇市の新都心地区に置かれている地点。
高い利便性と良好な居住環境により人気の高い地域。
住宅地として全国3位の上昇率となりました。
みなさんのお目当ての地域は?
全国各地の地価はこちらですがhttp://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=0
みなさんのお目当ての地域はいかがでしょうか?
ちなみに、私の住んでいる【茨城県つくば市】は平均で0.06%の下落となりました。
つくばエクスプレスの駅周辺は、上昇しておりますが、全体的には下がっているようです。
これからマイホームを購入する方や、移住を考えている方は、お目当ての地域の土地探しに、是非ご活用ください。