【移住・住み替えに最適】新築するなら付加価値のある「かせるストック」認定の家がおススメ!

新築するなら「お金を生み出す」付加価値のある『かせるストック』認定の家がおススメ!

国土交通省の支援のもとで運営されている、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(略称:JTI)が、賃料保証付きでマイホームを借り上げてくれることで人気の「マイホーム借上げ制度」については、もう何度かご紹介しておりますが、この制度は基本的に50歳以上のシニア層が対象となっております。

しかし、現実には、転勤や海外赴任などのやむを得ない事情で、シニア期になる前にマイホームから住みかえが必要になる場合も多々あるものです。

せっかく建てたマイホーム、また戻ってくる可能性もあるし、すぐに売却という判断もできないものですよね。

そのような場合に効果を発揮するのが「かせるストック」認定の家です。

「かせるストック」認定の家とは、JTIが認めた外部の耐久性・耐震性基準を満たし、長期にわたるメンテナンス体制を備えた新築住宅のことで、正式には「移住・住みかえ支援適合住宅」といいます。

この「かせるストック」の認定を受けた住宅なら、50歳未満でも、簡単な手続きでいつでも「マイホーム借上げ制度」を利用することができるようになるのです。

「かせるストック」の認定基準

JTIにより、充分なメンテナンス体制を備えていると認められた住宅メーカーや工務店等が施工・販売する住宅については、次のような住宅性能表示等を取得し、JTIに申請することで認定を受けられます。

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示(新築住宅)を取得し、以下の3条件を満たすこと。

①劣化対策等級:3等級

②維持管理対策等級:3等級

③耐震等級:2等級以上

この他、認定長期優良住宅でも取得可能となっております。

「かせるストック」利用のメリット

「かせるストック」の認定を受けておくと、実際にどのようなメリットがあるか、見ていきたいと思います。

①住宅に新しい付加価値が生まれる

「かせるストック」の認定は、その住宅が高い耐久性を備え、優れたメンテナンスによって品質が保持されていることの証であり、「いつでも貸せる家=将来、お金を生む家」であることは、これからの住宅に欠かせない新しい付加価値となります。

いつでも利用者の希望の際に、JTIが最長で終身にわたって住宅を借上げ、空室の際にも規定の賃料が保証されます。

また、「かせるストック」の基準を満たせば、『アパート併用住宅』でも、自己居住部分が50%以上ある場合には、アパート部分について「マイホーム借上げ制度」を利用することができるため、一定の賃料収入が保証され、返済リスクに対応できます。

②「マイホーム借上げ制度」利用手続きの簡略化

通常のマイホーム借り上げ制度利用時には、

・利用者が50歳以上

・建物診断(耐震・劣化診断)を行う

という要件がありますが、「かせるストック」認定の住宅であれば、建物診断は省略・簡略化が認められ、利用者の年齢が50歳未満でも利用することができます

これにより、いつでもスムーズに住宅の資産化が可能となります。

③「建築支援借上げ特例」が利用できる

「かせるストック」認定の家を建築または購入して住みかえる場合は、50歳未満の方でも、それまで住んでいた住宅について「マイホーム借上げ制度」を利用することができます。

これにより、子育て期、子供の独立期など、より多くのライフステージの変化に応じて「マイホーム借上げ制度」の利用が可能となり、より住みかえし易おうひ売却以外の選択肢が広がることになります。

④多彩なJTI提携ローンが利用できる

「かせるストック」建築・購入する場合、JTIの協賛金融機関から、長寿命住宅に対する金利優遇ローンや、既存住宅ローンの借り換えローン等、多彩な提携ローンが利用可能となります。

また、「マイホーム借上げ制度」利用の場合、その賃料収入を引き当てにした様々なローンの利用も可能となります。

JTIが保証する賃料を担保にしているため、退職して収入が無いシニアの方でもローン利用が可能であり、住みかえ先の住宅購入資金や、借上げ対象住宅のリフォーム資金に充当することができます。

(次のようなローンも利用できます。↓)

将来の返済困難に対する不安を解消。『家賃返済特約付きフラット35』①

まとめ

上記のように、さまざまなメリットがある「かせるストック」の認定は、取っておいて損はありません。

基本的な利用の流れは「マイホーム借上げ制度」と同じですので、以前の記事でご確認ください。

(利用の流れはこちらです↓)

「マイホーム借上げ制度」利用の流れ

新築を検討されている方は、「かせるストック」の認定取得はおススメですよ。