【知っ得!】強風によるフェンスなどの被害も「火災保険」で直せます!

【知っ得!】強風によるフェンスなどの被害も「火災保険」で直せます!

先日、強風にあおられて、お隣さんとの境界にあるフェンスが一部壊れてしまいました。

実は、昨年の台風の際に折り曲げられていて、ほとんど壊れかかっていたところに、今回の強風であおられて完全に折られてしまったという状況です。

昨年の台風の後、「台風で壊れた屋根や壁は、火災保険で直せます。」というような広告を目にするようになり気になっていたので、自分が加入している火災保険に問い合わせをしてみました。

今回は、その結果などについてお知らせしたいと思います。



火災保険の基本

火災保険は、建物や家財が火災や落雷、水害などで被害にあった場合に備えて契約するもので、自宅を守るために重要なものです。

住宅ローンを借りる際は、火災保険の付保が必須である金融機関が多いので、住宅ローンを借りている方は、ほとんどの方が一度は補償内容を検討したことがあることと思いますが、実際には、「火災で自宅や隣家が燃えた場合に使うもの」程度にしか思っていないのではないでしょうか?

でも、火災保険の基本的な補償範囲だけでも、次のようなものがカバーされているのが一般的です。

・火災による災害

・落雷による災害

・破裂、爆裂による災害

・風、ひょう、雪による災害

以外と広くカバーされているものなんです。

これ以外にも、水害、騒じょう、水漏れ、飛来物、落下物なども加えてカバーする手厚いタイプまであります。

(「火災保険」については、こちらもご覧ください。)

【重要】マイホームの保険の話し①《火災保険編》

当然、補償内容によって保険料が大きく変わってきますので、最低限の基本補償だけで保険料を抑えているという方も多いのではないでしょうか。

私も、保険料を抑えるため、必要最低限にしておりました。

そして、今回保険会社に問い合わせをするまで、自分がどのような内容で契約したのか、全く覚えていませんでした。



保険会社に問い合わせをした結果

とりあえず、被害状況の写真だけとっておいて、あれこれ質問を考えながら電話をしてみました。

すると、あっさり補償対象になるとの回答

「やった!」と思うのもつかの間、

「但し、お客様の場合、免責金額が10万円と設定されていますので、修理費用が10万円未満の場合は補償されません。」とのコメント・・・。

免責金額とは、「自己負担しなければならない金額」のことで、損害額がその免責金額を超えない場合は保険金は支払われません。

最近は、自分で免責金額を設定できる保険が多いと思います。免責金額を0円に設定することもできますが保険料は高くなりますので、10万円や20万円など自分の許容範囲で設定するのが一般的です。

私も、被害に遭う可能性と保険料とのバランスを考えて、免責金額を10万円に設定したような気がします(覚えていませんが・・・)。

今回の被害の状況からすると、どんなに高く見積もっても5万円程度の修理費用で済んでしまうものなので、とりあえず今回は結構ですと伝えて電話を切りました。

そういうわけで、今回は残念ながら保険適用にはなりませんでしたが、風による被害でも問題なく保険が使えることが分かりましたので、今後の参考にはなりました。



修理はDIYで・・・

今回は保険を使わないで修理しなければならなかったので、とりあえず被害の状況をもう一度よく確認したところ、フェンスの柱は1本折れていたものの、他はフェンス結合部品が4か所壊れていただけでしたので、自分で直すことにしました。

部品はネットで検索したところすぐに見つかり、ポイントで購入。

部品が到着するまでの仮の補修として、ホームセンターで柱を立てるための鉄棒とフェンスを仮止めしておく強力テープを購入して、10分程度で仮止め完了。

仮止めとはいえ、十分な出来栄えでした。

費用は約2000円。保険を使うまでもありませんね。

部品は1週間程度で届くようですので、来週末にでも正式に補修します。