資産として活かせる「かせるストック」認定の家とは?

いつでも現金収入を生んでくれる「かせるストック」の家

「かせるストック」の家とは、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(略称:JTI)が定める耐久性・耐震性基準を満たし、長期にわたるメンテナンス体制を備えた新築住宅を、「かせるストック」(正式名称:移住・住みかえ支援適合住宅)として認定し、JTIが通常行っている「マイホーム借上げ制度」の特例として、年齢等の制限無くいつでも終身借上げの対象となる住宅のことです。

通常の「マイホーム借上げ制度」と比べて、次のような違いがあります。

  1. 手続きの簡略化:通常必要とされる建物診断が省略または簡略化されるため、いつでも簡単・スピーディーに賃貸に出せます。
  2. 年齢制限の撤廃:利用対象者は通常50歳以上と定められておりますが、「かせるストック」なら何歳からでも利用可能になります。
  3. 「建築支援借上げ特例」が利用可能:「かせるストック」の家を新築して住替える場合、それまで住んでいた住宅について「マイホーム借上げ制度」を利用することができるようになるため、旧住宅について売却以外の選択肢が広がります。
  4. 多彩なJTI提携ローンが利用可能:「かせるストック」で新築する場合、JTI協賛金融機関から、長寿命住宅に対する金利優遇ローン等の多彩な取得支援融資が用意されています。

以上のように、「かせるストック」認定の家なら、新築後の急な転勤等の場合でも、焦って売却することなく、簡単な手続きで家を資産として活用できるようになります。

「かせるストック」で住生活に自由と安心をプラス

「かせるストック」の家は、長期にわたり現金収入を生んでくれる家です。

いつでも簡単な手続きで家を資産として活用できるため、住生活に自由と安心をもたらします。

いったん購入した家に縛られない

子育て期、子供の独立、定年、介護等、ライフステージが進むにつれて理想の住宅像は変化します。いつでも簡単な手続きで賃貸にだせるので、家を売却することなく資産として活用でき、住まいの選択肢が広がります。

住宅ローン破綻など万が一の時も安心

経済不況と言われている昨今、減給やリストラなど、何が起こるかわかりません。そのような万が一の場合でも、いったん家を賃貸に出し、家賃収入を住宅ローン返済に充てることができますので、慌てて売却する必要はありません。3年毎に契約を見直す定期借家契約なので、収入が安定したら、3年毎のタイミングで家に戻ることができます。

住宅に新しい付加価値をプラス

「かせるストック」の認定は、その住宅が高い耐久性を備え、優れたメンテナンスによって品質が保持されていることの証です。いつでも賃貸に出せて資産として活用できることは、これからの新しい住宅に欠かせない新しい付加価値といえます。

 

法律事務所にいると、倒産、リストラ等で収入が無くなり、住宅ローンを払えなくなった方の自己破産等の相談をうけることも多くありますが、「かせるストック」の制度が利用できれば、自己破産を回避できた案件も少なくなかったと思います。

これから家を建てる方は、万が一への備えとして、「かせるストック」の認定取得をご検討されてはいかがでしょうか?